星読みカウンセラーSachiko

【星を知って自由に生きる】(奈良・京都)

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記事一覧(157)

占いギャザリング/表と裏

こんにちは。星読みカウンセラーのSachikoです。ブログにお越しいただきありがとうございます。今回は、先日夏至の日に開催された占いアカデミーさん主催の「占いギャザリング2024」について書きたいと思います。「あなたから世界はどう見えている?」と題して、各界の第一人者の方々をゲストに迎え、長年占星術に携わって来た先生方がインタビューをするという形式のもの。1組目は、作家の加門七海先生と西洋占星術研究家の鏡リュウジ先生の「目には見えない力の世界」として、「呪術」の世界についての対談。2組目は、ヘレニズム・バビロン研究者の三津間康幸先生と古典占星術師のぐらさんの「バビロン天文日誌の世界」について。3組目は、天文学者の渡部潤一先生と占術家のいけだ笑み先生の「天文学者から見える占星術の世界」について。4組目は、言語学者の伊藤雄馬先生と占星術研究家のSUGARさんの「ありがとうがない世界」について。どの組の対談も、前のめりで聞きたいものばかりで、夏至の日にこんな素敵なイベントをありがとうございます✨と占いアカデミーさんに心から言いたくなります。中でも今回特に取り上げたいのが、加門先生と鏡先生の回について。加門先生は風水や呪術、民間信仰などに造詣が深く、最近では『陰陽師0』の呪術監修を行ったりと、日本のアニメやエンターテイメントの「呪術」のバックグラウンドにいらっしゃるような方です。加門先生曰く、「呪術」は日常、私たちのすぐ側にある、という。それはどういうことなのか。お2人の対談を聞くと、その意味を理解することになります。対談冒頭飛び出した「ハサミ」の話。鏡先生がさっきまで手元にあった本が見当たらなくなり、その本を探すおまじないはないですか、と加門先生に聞いたことに端を発します。加門先生が提案したのが、ハサミを顔の横でチョキチョキさせて、探し物が見つかるようにおまじないを唱えるというもの。加門先生は、このおまじないにはちゃんとした理屈があると言います。ハサミとは2枚の刃をチョキチョキと合わせることで、役目を果たすもの。2枚の刃は「表」と「裏」を意味し、「可視化できる世界」「表の現実世界」と「不可視の世界」「裏の世界」を表していると言います。そのどちらもが合わさることで、見えなくなっていたものが見えてくるというもの。どちらかだけではいけない。そのどちらもが必要なのです。私は一気に引き込まれて、食い入るようにお2人のお話を聞いていました。これは、いろんなことに通じる、本質を伝えているお話だと感じました。その後に話された「眠り姫」の話にもハッとします。小さい頃好きだった絵本で、絵の美しさも相まってとても記憶に残っている物語です。お姫様の誕生を祝って12人の魔女が招かれ、祝福をする中、招かれなかった13人目の魔女が恨みに思い、姫に呪いをかけるというもの。呪いについてお2人が話されたお話も、とても印象に残っています。「呪いの解き方を知っているということは、たとえ使わないとしても呪いのかけ方も知っているということ。」さらに加門先生は、「白と黒が同じ質量で存在する」と言います。これはコーチングで知った「ディマティーニメソッド」にもつながる話だと感じました。ホロスコープでも向かい合う軸の関係性、バランスだったり、いろんなことにつながる本質のように感じました。鏡先生が言うように、実際眠り姫の呪いをかけた魔女だって、招待されていたら他の魔女と同じように祝福しただろうし、けれどその場合王子様には会えなかったかもしれないし。良い悪いを判断してるのは結局人間で、ほんとは全てがそこにあるんだと感じました。以前、オーラソーマを学んでいた頃に先生が言っていたことを思い出します。オーラソーマは心理やスピリチュアルに関する学びがたくさんあったけれど、これらも、「地上で役に立たなければ意味がない。」と。結構強烈だなと初めて聞いた時に思ったけれど、すごく大事なことを教えてくれていたんだと後になって思いました。表と裏、見える世界と見えない世界。そのどちらもが同時に存在している。「呪」も「祝」も同じところから来ている。お2人の対談からたくさんの気づきを得ました。「行ってらっしゃい」という呪術や、結ぶ、折る、切る、コンプレックスなどなど、まだまだお2人の対談で興味深い内容がたくさんあったので、また別の機会で書きたいと思います。今も繰り返し聞いていて、加門先生の『お咒い日和(おまじないびより)』も読み始めました。読みやすくてほんとに面白い!またこの本の感想もどこかで。先生方、大変貴重なお話をありがとうございました。

出生図の「ツボ」

こんにちは。星読みカウンセラーのSachikoです。ブログにお越しいただきありがとうございます。今アーカイブで受講している、いけだ笑み先生のアスペクト講座が面白過ぎて、何度も繰り返し観ています笑 メモすることだらけ、先生の講座はほんとに雑談も含め面白い。(いけだ先生の講座受けた人なら一発でファンになってしまいます✨)今回は「アスペクト」についての講座です。アスペクトとは天体同士が作る角度のこと。その角度によって、天体同士の関係性が見えてきます。例えば、人格の基礎や感情などを表す月に対して土星がハードな角度を形成していたら、感情を抑圧する傾向にあったり(父親からの抑圧なども)。例えば、人生の目標や公の自分を示す太陽に対して月が調和的な角度を取っていると、自己肯定感が高かったり(あくまで一例)。アスペクトひとつとってもそれぞれ個性に違いが出てきます。私自身「アスペクト」は占星術を学び始めた頃、一番難しいと感じる部分でした。いけだ先生のアスペクト講座があると知り、先生はどんなふうにアスペクトを捉えているかを改めて学びたくて今回受講することにしました。講座の内容はとっても濃くて、先生から語られるお話から、アスペクトに対する理解が深まったのと同時に、新しい気づきをたくさん得ることもできました。中でも先生の言葉で印象に残っているのが、「図形は複合図形に安定しようとする」そしてこれは“宇宙の法則”だ、というものでした。衝撃を受けると同時に、ものすごく腑に落ちたのを覚えています。私自身、自分の出生図における疑問を長年持っていました。そのひとつ。「なぜか太陽星座牡牛座の人に惹かれることが多い。」好きな芸能人など、気づくと太陽星座牡牛座の人が多く、それは何故なんだろう、と気になっていました。というのも、牡牛座は私の太陽星座天秤座とは相容れない性質のサイン。天秤座は「風」の性質で、牡牛座の「地」とは調和しない性質のものです。ホロスコープ上でも天秤座と牡牛座は150度の関係性で、古典的に見ても相性は良くないとされています。けれど何故か惹かれる。それはなぜだろう?好きなアーティストや芸人さんも牡牛座の人が多く、さらには私の好きなサッカーにおいても、松井大輔、イニエスタ、オシムなどなど、みんな太陽星座牡牛座の人です。そして、私の夫も太陽星座牡牛座の人。もちろん牡牛座自体、五感に優れ、感性豊かという特徴があり、音楽の才能に溢れた方が多かったり、その持ち合わせたセンスに惹かれるというのはあると思います。穏やかで優しい性質も持ち合わせていたりするため、一緒にいて心地良かったり。ただ、それだけでは説明できないものがあると感じていました。夫の場合は、月が天秤座だったり、他の天体の位置関係などでも相性の良いとされるアスペクトはあるけれど、「牡牛座」というところで何か共通したものがあるんじゃないかと考えていました。私の出生図において、牡牛座に位置しているのは小惑星キロンのみ。主要な10天体は位置していません。そして牡牛座以外の不動宮(蠍座、獅子座、水瓶座)には天体が位置しており、オーブ(許容度数)はあるもののアスペクトを形成し、Tスクエアという三角形の複合図形となっています。さらには牡牛座の向かい側蠍座には3天体が集まっていて、三角形の頂点を形作っています。