この世界とは


これは、私が見た夢かもしれない。



コロナが騒がれ始めてから、気づけば世界は少しずつ形を変え始めた。
人の流れを止め、人々は顔を覆い、様々な制限を強いられている。いつの間にかそれが当たり前になった。
私もはじめは分からなかった。
けれど、少しずつ、あれ?おかしいな?と思うことが増えていった。



今年の5月半ばごろ、今気になっていることについて調べてみようと情報を集め始めた。そして、その日から私が見ていた世界はすっかり変わってしまった。
情報は芋づる式に現れて、そのどれもが信じられないようなことばかり。
正直処理しきれない事実に溺れそうになった。
この世界は、リアルマトリックスの世界だったんだ。



昔観た『マトリックス』という映画、当時は難しくて内容が理解できなかった。(キアヌ・リーブスがとにかくカッコ良かったのはよく覚えている笑)
その中に薬を選択するシーンが出てくる。



青色の薬を選択すれば今まで通りの生活に戻り、赤色の薬を選択すれば真実の世界を知ることになる。
主人公は迷わず赤色の薬を選択する。



このシーンに重ねるならば、私も赤色の薬を選んだことになる。
小さい頃からずっと「真実が知りたい」と漠然と思っていた。
まさかこんな形でひとつの真実が現れるとは思わなかったけれど。



それは、9.11の時でなく、3.11の時でもなく「今」だった。
これまでにもキーワードは何度も耳にしていたのに、気づいたのは今。
人にはタイミングがあると感じる。
今この瞬間も青い薬を選ぶ人もいる。
知りたくない人もたくさんいる。
それはその人にとっての最善なんだろう。



世界は混乱していて、混沌としていて、大きくうねっている。
今、「情報」に、「外」に意識を向けているようでいて、実は「自分自身」と向き合っているということに気づく。
今はとことん自分を見つめる時間だ。
私たちは、「在り方」を問われている。



ずっと夢を見ているようで、これすらも夢のひとつかもしれない。
けれど、私はその真実を選んだ。
今、世界は混乱を極めているけれど、なぜか私は希望を持っている。
私、どこまで楽天的なんだろうか笑。



「夜明け前が一番暗い」、今がその時。
みんながそれぞれの選択をする。
けどきっと、大丈夫。
それぞれの選択が違っても、大切な人たちに変わりはない。
根っこで繋がっている。
争わず、分断せず、それぞれを尊重し、手を取り合っていける。
私たちにはそれができると信じている。



ずっと夢を見ているようだ。
私たちは本当の自由を知ることになる。
新しい世界はすぐ目の前に現れようとしている。






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